空き家を選ぶポイント

人生の中で「引っ越し」というイベントは絶対に失敗したくありませんよね。
引っ越しには大変な時間と労力がかかることはもちろん、相当なお金もかかるものです。
引っ越した先の住環境が思っていたものと違った際のショックは大きいです。
このページでは空き家選びで失敗しないための、選び方のポイントを紹介します。

空き家の選び方のポイント

【ポイント1】敷地をチェック

多くの人は敷地と聞くと、立地を思い浮かべるのではないでしょうか。
確かに立地は建物と違い、修繕や改築できないので慎重に選ぶ必要があるかもしれませんが、もっと重要なことがあります。

それは敷地の境界です。

どこからどこまでが自分の土地になるのかを把握しておかなければ、隣人トラブルが発生してしまうでしょう。
一般的に境界を表す杭が打たれているのですが、これが無い場合や曖昧な場合は隣人と相談しながら土地家屋調査士に依頼をして境界をはっきりさせておくと良いです。
また、家の前にある道路の幅員が4メートル未満の場合、新たに増築するときにセットバックをしなければならないので、道路の幅員もあわせて測定しておきましょう。

【ポイント2】建物の構造をチェック

一般の住宅の工法は在来工法、ツーバイフォー工法、プレハブ工法など様々あります。
どの工法が強いか弱いかということはなく、それぞれの工法で満たしておくべき条件があります。
しかしここは素人では判断できないので専門家の判断に委ねましょう。
設計図面を基に建築士の方に現場を確認してもらうと良いです。
診断をしてもらった後に耐震補強工事が必要だとわかれば、工事にかかる費用を踏まえて予算を考えられます。

【ポイント3】空き家の詳細な情報をチェック

新築と違い、中古である空き家は建てられた時の経緯や増改築の情報は大切になります。
税法上、木造建築の耐用年数は22年と決められていますが、メンテナンスの管理状況がしっかりしていれば耐用年数は延び、それを判断する基準となるからです。
新築時に第3者がチェックした証明となる検査済書があれば安心なのですが、残念ながら空き家に検査済書等の書類が添付されることは稀です。

空き家の設備について

ここまでで空き家の全体的な話をしてきましたが、設備についても考える必要があります。
見た目が綺麗でスイッチを押せば作動したから問題がないだろうと思っていても、入居後しばらくしてから不具合が起こったというケースはよく耳にします。
予想外の出費がかからないようにしっかりと設備を確認しましょう。
ここからは場所ごとに設備に関して解説していきます。

キッチン

ガスコンロは10年くらいが耐用年数の目安となります。
製造年月日を見て、あと何年くらい利用できるのか見当をつけておくと良いでしょう。
流し台はパッキンを確認しましょう。
見た目が綺麗でも、洗剤やクレンザーが水栓金物の回転稼働部分に入り込んだり、高温のお湯を流したりすることによって、止水パッキンが劣化している可能性があるからです。

トイレ

給水栓周りから水がにじみ出ていないか、水漏れや便座用のコンセントの腐食(尿汚れ、結露サビなど)がないか確認しましょう。
トイレの水も流してみてタンクへの水溜めがスムーズか確認します。
タンクの止水システムに不具合があるといつまでも給水音がとまらないことがあります。

洗面所

浴室の湿気が流れ込むので照明器具が劣化している可能性が高いです。
漏電や火災の原因になるかもしれないので、器具カバーを外して内部の電球のソケットにも劣化が無いか確認しましょう。

空き家terraceでは、入居希望者に安心して住んでいただけるように空き家の状態を詳細に診断する
「空き家トリアージ」を行っています。
ご不安なところがありましたら、空き家terrace担当者にお尋ねください。
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